黒板か、ホワイトボードか

投稿日: | ブログ

記事をダウンロード

黒板とホワイトボードの大きな違いとは

ホワイトボードと黒板の違いは何かという議論を持ち掛けられるのは、なんだかおかしな話に思えるかもしれません。片方にはチョークを、もう一方にはドライイレースマーカーを使って書く ― そうですよね?これが黒板とホワイトボードの筆記面の関係性におけるすべてなら、このブログは驚くほど短い記事になるでしょう。しかし、この分野の専門家として、今回はこの話題に新しい視点を提示させてください。この記事では、CeramicSteelのホワイトボードと黒板の筆記面に焦点を絞ってお話しします。

ホワイトボードと黒板の類似点

  • ご存じの通り、ホワイトボードと黒板は両方とも基本的に同じ機能、つまり情報共有を円滑にする機能を備えた筆記面です。
  • 両方に共通する重要な特徴は、何度も繰り返して使える点です。CeramicSteelのホワイトボードと黒板は、どちらも適切なケアを行うことで50年以上にわたって繰り返し使用できます。さらに、他の筆記面とは異なり、CeramicSteelのホワイトボードや黒板は、使用後に文字の跡や色が残ることはありません。
  • さまざまな形やサイズがあり、モダンな空間に合うようカスタムデザインすることもよくあります。
  • 黒板とホワイトボードの両方に標準的なカラーオプションが用意されているほか、カスタムカラーでの製造も可能です。これらのカラーオプションはすべて、書き込みがくっきり見えるよう考えられているため、黒板でもホワイトボードでも、最高レベルの見やすさを実現します。
  • 当社のホワイトボードや黒板に使用されるCeramicSteelの筆記面は、安全かつ清潔で、環境面にも配慮しています。両方ともCradle-to-Cradleブロンズ認証を取得しており、VOCを発生させません。
  • 安心・安全の製造工程に加え、CeramicSteelのホワイトボードや黒板の筆記面は、汚れや火、細菌や化学薬品にも強い構造となっています。
  • また、どちらも耐久性があり、長期間の使用が可能なため、高性能な素材を必要とする環境に最適な筆記面と言えるでしょう。

黒板とホワイトボードの違い

ホワイトボードは、ドライイレースボードとしても知られています。この種のボードにはドライイレースマーカーを使用して書き、マーカーのインクはドライイレーサーや布を使うことで簡単に消すことができます。

  • CeramicSteelのホワイトボードでは、油性マーカーやその他のインクも使用できます。油性マーカーを消すには、書いた文字の上からドライイレースマーカーを重ねます。これだけで簡単に消すことができます。また、油性マーカーやその他のインクは、洗浄剤を使って簡単に消すこともできます。さまざまな種類のマーカーに対応するホワイトボードですが、チョークとの相性は良くありません。乾いたチョークはつや消しの表面には付着しますが、光沢のある表面にはうまく付着しないためです。
  • 一方で黒板は、乾いたチョークを使用するために特別に設計されます。CeramicSteelの黒板にチョークで書かれた文字は、乾いたフェルトの黒板消しを使うことで簡単に消すことができます。チョークの汚れや書き跡が残ることはありませんが、繰り返し使用するうちに、濡れた布で掃除すると粉っぽさが残るようになることもあります。

黒板にドライイレースマーカーは使えるのか?

  • CeramicSteelの黒板はなめらかで無孔質のため、チョークマーカーや濡れたチョークを使っても簡単に書き込めます。ただし、使用後には石鹸と水を使って拭き掃除をする必要があります。ドライイレースマーカーや油性マーカー、その他のインクを使ってもCeramicSteelの黒板に悪影響はありませんが、お勧めはしません。これらの筆記具では、黒板の暗い表面に対して十分なコントラストが望めず、文字が見えづらくなるからです。

黒板のいろいろな使い方

  • 暗めでつや消し気味の表面を持つ黒板は、光を吸収します。この性質を考慮すると、黒板の表面は、光の投影がすべてとも言えるプロジェクターには向きません。もちろん、黒板の表面に投影することは可能ですし、そうやって使用されることもありますが、画像の質もコミュニケーションの明確さも十分とは言えないため、お勧めはできません。
  • 画像などを投影して使うことを優先するなら、ホワイトボードやプロジェクター専用ボードを選ぶのが得策でしょう。明るい色の表面は光を反射し、画像をくっきりと見やすくします。Polyvisionがお届けするCeramicSteelのホワイトボードには、さまざまな光沢レベルが用意されており、使用環境ごとに最適な見やすさを実現します。光沢レベルが低いほどちらつきが発生しづらくなるため、プロジェクターの使用頻度が高い利用者に最適です。
  • 最後に、細かい部分までボード上で表現したい場合、黒板をお勧めします。世界中の生物学の教授が、講義のために複雑な図解を描く際に、影を付けたり、線の太さを変えたり、細かい部分まで書き込んだりできる黒板の特徴を高く評価しています。これらの特徴のおかげで、ドライイレースボードやホワイトボードで見られるより太い線と比べて、黒板ではより細かい図を表現することが可能です。ホワイトボード用マーカーは、筆圧を変えてもインクを何度も重ねても、決まった濃さの線しか書くことができません。また、一般的にマーカー自体が太いことが多く、子どもたちの小さな手では文字を書く練習にやや不向きです。

ホワイトボードと黒板 ― どちらを選ぶべき?

重要な機能について考えれば、CeramicSteelのホワイトボードと黒板はどちらも、製造工程において環境に対する責任を果たし、どのような使用環境においても安全で、健康面でも安心の優れた筆記面だと言えます。それぞれの性質を理解することで、選択は簡単になります。あとは、想定される使用空間に最も適した筆記面を選ぶだけです。プロジェクターを使うならホワイトボードが最適な選択肢です。あなたが文字の書き方を教える先生なら、あるいは、その空間にレトロで洒落たボードが似合うなら、黒板がぴったりでしょう。

どちらを選択しても、CeramicSteelの筆記面はすべて当社が自信をもって製造しています。推奨される清掃方法やケアの手順に従い、推奨される付属品を使うことで、性能を最大限に引き出すことができますよ。

お問い合わせ

ご注文依頼、採用情報、企業情報、その他ご質問など、お気軽にお問い合わせください。